資産を増やす

40歳半ばで退職→フリーランスへ転身した場合の年金額 具体例を元にご紹介

なごむ
なごむ
会社は辞めて、フリーランスに転身しようかなぁ と考え中の方へ

その場合、

年金っていくらもらえるの?

という疑問や不安に、

この記事では、私の実際の年金見込み額などを交え、

  • 年金の基本構造
  • ねんきん定期便の話
  • 厚生年金・国民年金の見込み額
  • 国の用意した自分年金制度

といった内容で、お答えしたいと思います。

まず前提条件から

私の場合、大学を出てそのまま22歳で就職

  • 1社目:約1.5年
  • 2社目:約17年間

という豚舎歴(笑)になります。

ですので、

なごむ
なごむ
約20年弱のサラリーマン時は厚生年金、退職後は国民年金に加入

ということになります。

このあたり、ご存知の方も多いと思いますが、年金の構造について、まずは少しだけ説明させてください。

サラリーマンの年金構造

そんなの知ってるよー

という方はココ飛ばしていただいてOKです。

日本のサラリーマンの年金は「2階建て構造」

さきほど、「約20年弱のサラリーマン時は厚生年金、退職後は国民年金に加入」と書きましたが、

正確には、

  • サラリーマンのときは「国民年金+厚生年金」に加入している
  • フリーランスになったら「国民年金」だけに加入している

という形になります。

そしてこのことを、「2階建て構造」という呼び方をします。

  • 国民年金が1階部分
  • 厚生年金が2階建て部分

という意味です。

国民年金は国民の義務として誰もが加入

サラリーマンの場合は、その上にアドオンされる年金があってそれが厚生年金

厚生年金の分だけ年金は多くもらえる

つまり、サラリーマンは(元が取れるかは別にして)、厚生年金というアドオン年金があるため、

国民年金だけ」よりも多くの年金がもらえる

という状態にあります。

なので、私の場合は約20年の厚生年金の分だけ、国民年金だけだった人よりも、多く受給できるはず ということになります。

ねんきん定期便をチェック

「ねんきん定期便」というモノはご存知でしょうか?

日本年金機構から、国民年金・厚生年金保険の被保険者(=基本全国民です)に、

  • 年金の保険料納付実績:いままで支払った保険料の明細
  • 将来受給できる年金額の見込み:定期便の発行時点で、将来もらえるであろう年金の見込み額

などを記載した通知書が、封書・ハガキの形式で送られてくるモノです。

なごむ
なごむ
ぽいっと、捨てちゃったりせずにチェックしましょう。※間違ってたりもするので

ねんきん定期便の記載をベースにお話します

このねんきん定期便の「老齢年金の種類と見込額(年額)」という欄に、

現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定して見込額を計算しています

という注釈付きで、具体的な金額が明示されてされていますので、確定額ではありませんが、以下それを元にお話します。

老齢年金の見込み額

こんな感じになります。

<年金定期便より抜粋>

 

加工とか一切していないので、ほんとそのままなのですが、年間で約130万円、1月あたり10万円ですね。

なごむ
なごむ
月10万円ってどうですか?

想像してたより、ずっとずっと少ない金額じゃないでしょうか。

途中でサラリーマンを辞めた場合でこの金額ということは?

繰り返しになりますが、私の場合は約20年の厚生年金の分だけ、国民年金だけだった人よりも多く受給できるはず です。

ということは、支給される年金額は、

厚生年金(定年までお勤め)> 途中までサラリーマン >ずっと国民年金だけ

となります。

なので、先ほどの1月あたり10万円というのは、「国民年金だけ」の方と比べると、アレでもずっと多い方なのです。

ずっと「国民年金だけ」だといくらもらえるの?

厚生労働省が公開している生年金保険・国民年金事業の概況という報告書によると、令和元度の平均支給額は、月額で「56,049円」になります。

なごむ
なごむ
副業で稼ぐお小遣いって額で愕然としますよね。

月10万円でも厳しいのに、月5万円でどうしろと言うのでしょう。。

 

で、国もそのあたりは認識しているのでしょう、いろんな制度を用意しています。

 

国が用意している年金増額・自分年金の制度

以下では、年金額が増加する方法や、国が用意している制度をいくつかご紹介したいと思います。

その1:受給開始年齢を遅らせる

上掲の年金額の図に、「70歳まで遅らせた場合」の表記があると思います。

70歳を選択した場合、65歳と比較して最大42%増

なので、私の場合ですと、もらえる額が月15万円程度までアップするわけです。

でも、この選択肢は、

なごむ
なごむ
個人的にはないかなぁ

です。

そのときになってみないと正直わかりませんが、

  • 人間いつ死んじゃうかわからない
  • 受給開始年齢がさらに後ろ倒しになるなどの制度改変も考えられる

なんてことが頭に浮かぶわけです。

その2:結婚して2人分の年金で暮らす

国が出すモデルケースでは、私のようなおひとり様ではなく、夫婦二人のモデルを想定支給額として公開していたりします。

典型的なモデルケースは、昔ながらの

40年間サラリーマンとして働いた夫と、専業主婦の組み合わせ=厚生年金がフルで貰える男性と国民年金だけの女性という組み合わせ →約22万円

です。

私の場合に当てはめれば、だいたい15万円ってとこでしょうか?

まあ、そういう選択肢もアリだとは思いますが、

  • 自分だけでどうにかできるものでもない
  • それはそれで、別に大変なことがありそう

と考えると、ベストなソリューションとは言い難いかもです(笑)

 

というわけで、以下登場するのが、みなさんもよくご存知のiDeCoや国民年金基金といった、自分年金を作る手法になるわけです。

国民年金基金・iDeCo

いずれも国が用意した自分年金づくりのための制度になります。

国民年金基金 iDeCo
掛金 加入時年齢・プランによる 月額5,000円以上(1,000円単位)
給付期間 終身 有期
受取開始時期 原則65歳 60〜65歳
運用指図 必要なし 必要

 

違いを簡単にまとめると、以下の通りです。

国民年金基金とは

加入時の年齢やプランに応じた掛金を払えば、老後はずっと一定の金額を受け取れる ※厚生年金を収めている人は入れません

iDeCoとは

自分自身で掛金を拠出して、自分で資産運用。金融機関・商品を自分で選んで、運用結果に応じて、60歳以降に給付を受け取れる ※厚生年金を収めている人も条件により加入できる

国の用意した制度は使っておきましょう

両者とも「全額所得控除」になります。

なので、どのくらいに掛け金にするかは、それぞれ無理のない範囲でいいと思うのですが、国が用意した優遇制度ですので、利用しない手はないです。

使っておくようにしましょう。

私の場合は性格的に、

なごむ
なごむ
お任せはイヤ、自分で決めたい!

ってタイプなので、iDeCoに加入しています。

国が自分年金の制度を用意した背景

こうした制度を国が用意しているのは、「年金2000万円問題」にもあったように、現在の年金制度が、現役世代が年金世代を支える方式であるなか、

  • 支える現役世代の人口がどんどん少なくなっている
  • 一方でもらう側の人口は、平均寿命がどんどん延びていき、増加の一途を辿っている

という問題を、

国のひと
国のひと
こういう制度用意したから自分でなんとか頑張ってー

と応援(悪く言えば自己責任)しているというです。

 

文句を言いたい気持ちもいっぱいでしょうが、それで急に解決するわけでもありません。

なので、自分で自分の年金を用意するように、現役時代から資産形成して行きましょうというのが、いま考え得る解決策でしょう。

なごむ
なごむ
この記事では触れませんでしたが、NISAもその1つ です。

 

iDeCoはネット証券で開設すれば大丈夫

まだ何もやっていないよー

って方は、まずはなにか1つでいいので、始めてみることをオススメします。

  • まずは絶対に少額で
  • 「銀行」や「対面の証券会社」で相談するのは絶対にダメ

楽天かSBIなどのネット証券であれば、間違いはないです。

なごむ
なごむ
私の場合、iDeCOは楽天証券です!

年齢が高くても始めらますが、その分、積み立て・運用する期間が短くなってしまいますので、1日でも早く始めるのが肝要です。

以上年金について、自身の年金額をネタにお話させていただきました。

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

まとめ
  • サラリーマンの期間は厚生年金と国民年金の二階建て
  • 厚生年金の期間があれば、その分 年金額は多くなる
  • 国民年金だけだと、月額「56,049円」(令和元度の平均支給額)
  • iDeCoや国民年金基金など国の用意した制度を積極的に利用しょう
  • 積み立て・運用期間が長くなるように早めに始めるのが肝要